インテリア
自宅で働くあなたへ。心地よいテレワーク環境を作るインテリア術
コロナ禍を経て急速にテレワークが普及し、もはやそれが当たり前のようになりましたね。
自宅での作業環境をどう整えればいいか、特にインテリアの面で悩んでいる方も多いでしょう。このコラムでは、インテリアを工夫することでテレワークをより快適にするアイデアをお伝えします。
テレワーク環境を整える際、インテリアに着目することで、仕事の効率を向上させるだけでなく、自宅での過ごしやすさも大きく改善できます。このコラムを通して快適なおうち時間の実現を目指しましょう!
目次
機能性と美しさを兼ね備えた家具選び
照明の工夫
その他のアイデア
最後に
機能性と美しさを兼ね備えた家具選び |
デスクや椅子は、長時間使用するものなので、機能性は重視したいところ。しかし機能性だけでなく、毎日を過ごす自宅という空間にマッチするデザイン性も選定の基準にしたいですね。
ここでは、実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた家具選びのポイントを解説します。
デスク -作業効率と空間の調和を考える-
サイズと形状:
デスクは、使用する機器(パソコン、モニター、書類など)を快適に配置できるサイズを選びましょう。また、L字型やU字型など、空間に合わせた形状を選ぶことで、作業スペースを最大限に活用できます。
デザイン:
シンプルで洗練されたデザインのデスクは、どんな空間にも馴染みやすく、作業環境をスタイリッシュに演出します。木製のデスクは温かみがあり、落ち着いた雰囲気を作り出せます。部屋の雰囲気に合わせたものをチョイスしましょう。
椅子 -快適な座り心地と見た目の美しさ-
エルゴノミクス:
長時間座っていても疲れにくい、人間工学に基づいた設計の椅子を選びましょう。調節可能な高さ、背もたれ、アームレストがあると、自分の体にぴったり合わせることができます。
素材と色:
高品質のレザーやファブリック素材は見た目にも豊かな質感を与え、インテリアのアクセントにもなります。カラーは空間の雰囲気と調和するものを選ぶと、統一感のあるデザインが実現します。
収納家具 -スマートな収納とスタイリッシュなデザイン-
多機能性:
本や書類だけでなく、ケーブルや小物までスッキリと収納できる、引き出しや扉付きの棚を選びましょう。隠し収納がある家具は、見た目を整えながらも必要なアイテムを手元に保つことができます。仕事用のスペースは、常に整頓されていることが重要です。必要な物だけをデスク上に置き、それ以外は収納スペースにきちんと片付けることで、集中力を保ち、作業効率を高めることができます。
デザイン性:
オープンシェルフやフローティングシェルフなど、空間に軽やかさをもたらすデザインのものを選ぶと、圧迫感を減らしながらも収納力を確保できます。素材や色をデスクや椅子と合わせることで、統一感のある空間が生まれます。
まとめ
テレワーク環境での家具選びでは、機能性だけでなく、自宅の空間に溶け込む美しいデザインを選ぶことが重要です。デスク、椅子、収納家具それぞれにおいて、快適さとスタイルを兼ね備えたアイテムを選ぶことで、効率的かつ楽しいテレワークライフを送ることができます。あなたの仕事空間が、毎日を豊かに彩る場所となるように、ぜひ参考にしてください。
照明の工夫 |
照明は、テレワークスペースの快適さと生産性に大きく影響します。適切な照明は目の疲れを減らし、集中力を高めるだけでなく、空間の雰囲気を大きく左右します。
ここでは、テレワークスペースにおける照明の工夫について、さらに詳しく解説します。
自然光の最大活用
窓辺の配置:
デスクを窓辺に向けて配置することで、日中は自然光を最大限に活用できます。自然光は目に優しく、心地よい作業環境を作り出すことができます。
カーテンの選択:
透過性の高いカーテンを使用することで、自然光を取り入れつつ、直射日光による眩しさや暑さを避けることができます。
タスク照明の導入
デスクライト:
目の疲れを軽減するためにも、デスクライトは必須です。ポイントで照らすことができるため、読書や書類作業などに集中して取り組むことができます。可動式のアームが付いたものを選ぶと、光の方向を自由に調整できます。
色温度の選択:
色温度は、光の色合いを示します。集中力を高めたい作業時間には、白色や昼白色の光が適しています。リラックスしたい時は、暖色系の光を選ぶと良いでしょう。
間接照明で空間を演出
フロアランプやウォールライト:
デスク周り以外にも、部屋の隅や壁にフロアランプやウォールライトを設置することで、柔らかな間接照明を作り出し、空間全体の雰囲気を高めることができます。
LEDストリップ:
本棚やデスクの裏などにLEDストリップを取り付けることで、モダンでスタイリッシュな空間を演出できます。色を変えられるタイプを選べば、気分やシーンに合わせて照明の色を変えることができます。
照明の調光機能
調光可能な照明器具:
照明の明るさを時間帯や作業内容に応じて調節できるよう、調光機能付きの照明器具を選ぶことをお勧めします。これにより、より快適な作業環境を実現できます。
まとめ
テレワークスペースにおける照明の工夫は、作業効率と居心地の良さの両方に影響を与えます。自然光を活用し、タスク照明を適切に配置することで、目の疲れを軽減し、集中力を高めることができます。また、間接照明や調光機能を取り入れることで、時間帯や気分に合わせて空間の雰囲気を調整することが可能です。これらの工夫を通じて、テレワーク環境をより快適で生産的なものにしましょう。
その他のアイデア |
家具や照明以外にもテレワーク環境を快適にするアイデアをいくつかご紹介します。比較的簡単に取り入れることができるものもありますので、ぜひ参考にしてみてください!
〇空間の役割分担
そもそもの話にはなってしまいますが、仕事用のスペースとプライベートのスペースを明確に分けることも手段のひとつとなります。仕事用のスペースは、モチベーションややる気が高まるようなデザインが望ましいです。仕事に必要なものだけ置くようにし、スッキリとした空間にするとよいでしょう。一方、リラックスできるプライベートスペースは、柔らかい照明やリラックスできる家具で構成しましょう。メリハリを持たせることで気持ちの切り替えもしやすくなるでしょう。
〇色彩で気分をコントロール
色彩は、人の心理に大きな影響を与えます。仕事用のスペースには、集中力を高める青や緑を基調とした色を選び、リラックススペースには、暖かみのある色を取り入れると良いでしょう。
〇小物で工夫を
観葉植物や花をスペースに取り入れることで、空間に生き生きさとした雰囲気と落ち着きをもたらします。
またお気に入りのアート作品や写真を飾ることで、個性を出すとともに、作業中のインスピレーションの源にもなります。壁一面の大きなアートや、デスク上の小さな作品など、自分が好きなものを選んでみましょう。
最後に |
テレワークを快適にするためには、インテリアに着目し、自分だけの理想の作業環境を作り出すことが重要です。機能性と美しさを兼ね備えた家具選び、色彩の使い方、自然の取り入れ方、そして照明と収納の工夫など、細部にまで気を配ることで、自宅での仕事が一層楽しく、そして生産的になります。
執筆者自身もテレワークを行うことが多いため、快適な仕事環境作りを目指していますが、今回ご紹介したものすべてを実行するのは難しいと感じます。ですので、まずはできそうなことから少しずつ取り組んでいくようにしましょう!
テレワーク環境は頻度や仕事内容によって異なります。時には、新しいインテリアアイデアを取り入れたり、レイアウトを変えたりすることで、新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。自宅だからこそ、自分のモチベーションアップにつながるインテリアを取り入れて、理想の空間を作ってみてはいかがでしょうか。
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長岡 紗夕望
2級建築士。インテリアコーディネーター。ライティングコーディネーター。窓装飾プランナー。整理収納アドバイザー。
IC課所属。住宅における空間デザインや照明、造作家具の設計等、内装デザインの提案を行う。
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